終活について

昨今は、晩婚化・少子化に伴い、近くにご親族がいないケースが増えてきました。ヤマノ事務所では「おひとりさま」用のエンディングノートを活用して、終活のお手伝いを行っています。人生の最期を考えるにあたり、財産の管理や死後の後始末は避けて通れない面があると思います。判断能力があるうちに、任意後見契約・見守り契約、財産管理契約、尊厳死の問題を一緒に考えてみませんか。


任意後見契約

長生きをすることはよいことなのですが、近年、身体的には丈夫な人が精神疾患を患うケースが増えてきました。心も体も元気なうちに、もしも判断能力が低下して財産の管理が一人では不十分になった時のことを考えてみませんか。任意後見契約は、そういった万一の場合に備えて、後見人を指定して、後見人があなたの財産を適切に管理することであなたの財産を守ってもらう契約です。公正証書を作成して、必要なときに後見監督人の選任を家裁に申立て、選任と同時にに任意後見が開始します。


見守り契約

一人で生活していると、急に体が不調になった時に周囲の人に知らせることができず、不幸な事態に陥ることがあります。定期的に訪問したり、電話をかけたりして健康状態を確認する契約です。


財産管理契約

判断は出来るけれども、足腰が不自由になった人に便利な契約。あなたの預貯金の引出や税金、電気ガスなどの公共料金の支払い等をあなたに代わってする契約です。


死後事務委任契約

人は死亡すると、死亡届の提出から葬儀の手配、遺品の整理、病院や施設への支払いや各種契約の解約手続など、各種事務が残されます。これらの事務を代行してもらう契約です。


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